㈱ユーグレナ(東京都港区、03-3454-4907)は5 月21日、カラハリスイカ果汁の新知見を発表した。立命館大学・家光素行教授との共同研究では、ヒト試験において、単回摂取が血流を促進することを確認。大阪市立大学・小島明子准教授との共同研究では、ラット試験でアルコール性肝障害症状を抑制することを突き止めた。
血流促進に関しては、若年女性12人を対象に、カラハリスイカ飲料(90mLカラハリスイカ果汁)、プラセボ飲料など3 つの条件の飲料を二重盲検法によるランダム化比較試験で単回摂取させた。その結果、摂取30分後、カラハリスイカ飲料摂取グループにおいて、後脛骨動脈血流量が増加傾向にあったほか、後脛骨動脈血流量のAOU(曲線下面積)が有意に高値を示したという。さらにカラハリスイカ飲料摂取グループでは、他グループと比較して、血中nox濃度が摂取30分後から摂取90分後まで有意に高値を示したという。
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