新刊紹介

間違いだらけの栄養学/永井竜児 著

 トマトの栄養素としては、「リコピン」が有名だが、それとは別に近年、抗酸化物質として医学会の注目を集めている成分がある。「エスクレオサイドA(トマトサポニン)」だ。
リコピンは、身体の構成要素がさびる前に自らを酸化させる「身代わり地蔵」なのに対して、エスクレオサイドAは、コレステロール増加による泡沫細胞の発生を封じる「警察官」だという。本書では透明な性質ゆえに、これまで研究が進んでいなかったエスクレオサイドAの最新知見を紹介。エイジングケアの新常識がいまここに。

四六判・253頁
価格・1,400円(税別)
発行・辰巳出版
☎03・5360・8964

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