メタボ人口は増加、国に対策なし
民間食品企業主導で勝機
認知度の高さと強い危機感があるメタボリックシンドローム。“メタボ市場”はこれまで、ゼロ系飲料、フィットネスグッズなど数々のヒット商品を生み出してきた。
食品分野では、表示問題やメタボ健診・保健指導でトクホが利用できないなどの規制もあり、期待感は薄まっているが、他の調査では女性層の危機感が高いこともわかり、幅広い需要が見込まれる有望市場である。
メタボ対策素材としてはトウガラシ由来のカプシエイト、南米ペルー産エルカンプーレ、フコキサンチン、あした葉ポリフェノール、藻類ツルアラメ由来、大豆由来リン脂質、CLA(共役リノール酸)、ポリコサノル、ナットウキナーゼ、L-カルニチン、キノコキトサン、肝臓加水分解物、大豆関連素材などがある。