デモンストレーション販売企業を中心に構成される健康産業全国協議会（03・5615・2557）は、「第22回通常総会」および「第41回研修会」をこのほど都内で開催した。
冒頭、原田一弥会長（㈱アール・エフ代表取締役社長）は、訪販業界全般に市場低迷を背景に、事業者の多くが延命に苦慮している実情を踏まえ、「厳しい時こそ気持ちが大切。消費者苦情の適切な解決に関する指導など、会員一丸となって業界不況からの脱却をはかりたい」と語った。
総会では、平成21年度事業報告として、前期に実施した総会・研修会、理事会の開催概要および詳細報告とともに、収支決算報告が行われた。また、平成22年度基本方針として、①業界の健全化と事業者相互の共存共栄を図るための各種研修会の実施、②会員の健全育成および会員増強、③業界関連法規の遵守の徹底――などに言及した。
