薄毛・脱毛に悩む女性増加
日本人の4人に1人が薄毛や脱毛に悩んでいる。原因は、遺伝子、ホルモンの乱れ、ストレス、睡眠・運動不足、不規則な食生活など。
なかでも近年は、女性の薄毛・脱毛人口が増加。市場には、アクティブエイジング意識が高い女性をターゲットに、様々な商材が流通、新規参入も相次ぐ。
トータルケアの重要性が指摘されるなか、健食メーカーも成長市場と捉え、機能性研究など活発な取り組みがみられる。
一般的に頭髪はおよそ10万本といわれ、約4~6年周期で生え替わる。発毛してから成長続けた髪は、自然と脱毛し、約3~ 6 ヵ月の期間経つと、新しい髪が生える。
しかし、さまざまな原因からこのヘアサイクルにトラブルが生じると、十分成長しきれない髪が増え、薄毛・脱毛が進行することになる。
毛髪クリニックリーブ21が昨年行った「頭髪の脱毛に関する意識調査」によると、脱毛に悩んでいる人は男性約1,700万人、女性約1,400万人で男女合わせると3,000万人を超える。