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米粉、“新食感”と“ヘルシー”が人気

産官一体となって消費拡大を推進
 日本人の食生活に欠かせないお米を粉にした『米粉』の人気が高まっている。
 パンや麺、ケーキなどに使用することで、従来にない“しっとり”“もちもち”などの新食感が話題となったほか、低吸油でヘルシーな点なども注目を集め、一般食品にとどまらず、外食産業や製菓メーカー、医療・介護食などにも急浸透している。


 また、主食米の消費減が深刻な国内では、食料自給率の向上と農業振興に寄与する新たな兆しとして着目する動きもある。
 農水省のバックアップする国民運動「FOOD ACTION NIPPON(フードアクションニッポン)」では、食料自給率向上の一環として米粉普及を推進、産地や製粉方法、用途別での違いに差別化を求める傾向も強まってきている。
 米粉メーカーは、市場にあふれるさまざまな米粉との差別化を図るため、新たな料理法やメニュー、レシピを次々と紹介するなど新用途の開拓が目覚しい。
 このため、市場全体では、レストランやホテルなどの外食産業を中心に、一般食品メーカーや製菓メーカー、ベーカリー、医療・介護分野にいたるまで急速に浸透している。

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