美容・冷え性対応・滋養強壮から運動機能向上まで
血流改善素材の用途拡大進む
血流改善素材のニーズが高まっている――。
血流改善を介した動脈硬化予防・美容・冷え性対応・疲労回復・育毛・男性機能向上などの機能性が評価され、多様な商品に採用されている。
「有効成分の吸収性向上」「メイン素材の機能向上」の観点からも引き合いが強まっており、主要成分の含有量を抑えられるため、コストメリットにも繋がっているようだ。
血流素材としては、L-シトルリン、高麗人参、ルンブルクスルベルス、カンカ、ナットウ菌培養物、唐独活など。
L-シトルリンは食品利用解禁から3年が経つ。
一酸化窒素(NO)産生を介した血管拡張・血流改善機能を有することから、美容・冷え性対応・アスリート対応・男性機能向上まで、体感素材としての需要が高い。
“汎用性”と“加工性”の高さを併せ持つため、サプリメントからドリンク・一般食品まで、50種以上におよぶ配合商品が上市されている。
なかでも、スポーツ・アスリート向け商品への配合が急ピッチで進んでいる。