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シニアからアスリートまで広がるターゲット、「ロコモ」「スポーツ」「巣ごもり」キーワードに(特集/注目の関節素材)

MSM、非変性Ⅱ型コラーゲン、プロテオグリカン、ボスウェリア、グァバ、ユニべスティン、タートチェリー、オリーブ、アーティチョークなど、エビデンスベースのジョイントサポート素材の提案が活発だ。「機能性表示食品」「ロコモ・スポーツ対応サプリ」の開発に加えて、「外出自粛・巣ごもりによる骨健康の衰え対策」もキーワードになっているようだ。関節カテゴリーの「機能性表示食品」の受理数はグルコサミン塩酸塩、非変性Ⅱ型コラーゲン、プロテオグリカン、HMBなどを中心に、2021年1月現在で160品超に。機能表示は「関節の柔軟性、可動性のサポート」「軟骨成分の過剰な分解を抑える」「関節軟骨の維持・保護」「ひざ関節の違和感を和らげる」など、多岐にわたっている。

関節サポート、軟骨維持から抗炎症まで 多種多様なジョイントサポート素材

本特集では、抗炎症と筋肉リカバリー機能を併せ持つ「MSM」、機能性表示対応素材として急伸する「非変性Ⅱ型コラーゲン」「プロテオグリカン」のほか、米国から上陸した関節対応の大型素材「ユニべスティン」、オリーブ由来の高水溶性粉末「ボンオリーブ」、植物由来の抗炎症素材「ボスウェリア」「グァバ」、タイでブレイクするコラーゲン含有ミネラル複合体「プロテタイト」など、“ポストグルコサミン”として期待高まる「次世代の関節対応素材」を紹介する。

需要が増加している関節対応素材には“ヒットの傾向”がある。「体感性」「海外での利用実績」「臨床試験データ」「コストメリット(少量での効果)」「国産」「安定供給」などの点がアドバンテージになっている。

とりわけ「即効性・体感性」が大きな差別化に。通販企業では、「一週間お試し商品で体感性が認められるかどうかが生命線。サンプル期間でリピーターを獲得しないと、本購入に繋がらない」としており、関節対応サプリメントの開発には、抗炎症・鎮痛素材が欠かせない。

「海外での豊富な利用実績」も強みに。MSMは米国で200億円市場を形成し、店舗ではグルコサミンと並び、コーナーが設けられるほど。

クルクミンは、本場インドでは“天然のステロイド”としても評価され、抗炎症作用を活かしたサプリメントが数多く流通している…

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