三基商事㈱（東京都渋谷区）は2月12日、発売50年目を迎えた主力商品『プルーンエキストラクト（30g× 2 本）が、宇宙航空研究開発機構（JAXA）より、星出彰彦宇宙飛行士の国際宇宙ステーション（ISS）長期滞在ミッションの携行品（宇宙日本食）として公表されたことを発表した。

同品は、2013年にJAXAより宇宙日本食として認証されている。三基商事では、「過酷な食環境である宇宙において、ビタミン・ミネラル・食物繊維・ポリフェノールなど、プルーンの栄養成分が役立つことを期待し申請に至った」という。

『プルーンエキストラクト』の内容物をそのままに宇宙日本食認証基準を満たす専用パッケージで真空包装するなど、「宇宙空間でも安心・安全に地球の味を楽しめるよう工夫した」としている。

宇宙食はISSに長期滞在する飛行士に供される食品。その内、宇宙日本食はJAXAの宇宙日本食認証基準を満たして認証されたもの。「長期滞在時の精神的ストレスを和らげ、仕事の効率の維持・向上を目的に開発された」という。

NASAによると、星出宇宙飛行士は今春打ち上げ予定の米国スペースX社の民間宇宙船「クルードラゴン宇宙船」運用2 号機に搭乗。若田光一氏に次いで、日本人として2 人目となるISS船長を務める。

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