酸素市場、次なるステージで
酸素(O2)関連商材の人気が再燃している。ジョギングやウォーキングなどスポーツ愛好家の増加が背景にある。
酸素関連市場は、07年に一大ブームとなったが、参入企業の増加による供給過多、エステの不祥事に伴う与信問題、酸素カプセルのドーピング疑惑、世界同時不況―― などの影響でブームは鎮静化。
ここ1~2年は逆風に晒されてきた。
ただ、この間に企業の淘汰も進み、市場はむしろ健全化の方向にある。
メタボ対策やリハビリ、リラクゼーションなど、酸素商材の活躍できる分野は多い。
酸素商材の効果に関するエビデンス集積に注力する企業も見られるなど、人気再燃を追い風に、市場は次なるステージに向けて動き始めた。