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特保市場、13.6%減5,610億円 「整腸」など伸び悩む

(公財)日本健康・栄養食品協会は7月30日、2020年度の特定保健用食品市場が前年度比13.6%減の5,610億円になったとする調査結果を公表した。金額の大きい「整腸」が18%減となり、特に食物繊維の減少幅が大きかった。

調査は20年12月末現在の特保取得企業150社を対象に実施、140社から回答を得た。売上見込みの詳しい情報が得られなかった品目は、ヒアリングや業界内生産、販売統計などから推定した。

保健の用途別市場規模は、最も大きい「整腸」が3,167億6,000万円で、前年度比18.0%減。乳酸菌が2,999億8,000万円で同13.2減、オリゴ糖が100億2,000万円で同5.1 % 減、食物繊維が67億6,000万円で同77.6%減となった。

以下、「中性脂肪・体脂肪」が1,475億円で同6.8%減、「歯・肌」が234億円で同18.9%減、「骨・ミネラル」が223億円で同3.1%増、「コレステロール」が214億7,000万円で同10.9%減、「血圧」が197億6,000万円で同3.6%増、「血糖値」が97億9,000万円で同12.1%減となった。

販路は…

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