日本抗加齢医学会は先月27日、都内でエデュケーションセミナーを開催した。
セミナーは慶應義塾大学医学部眼科学教授の坪田一男氏の「学会アップデート&レビュー」に続いて、東大大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科教授の門脇孝氏が「メタボリックシンドロームとアンチエイジング」をテーマに、衆議院議員の吉田統彦氏が「これからの予防医療政策―抗加齢医学の黎明―」についてそれぞれ講演した。
講演後のディスカッションでは、予防医学におけるサプリメントの役割について坪田氏は「(中略)サプリメントは非常に重要な役割を果たしており、世界で売れる可能性がある。ところが、製薬会社同様、規制でがんじがらめにされているのが現状。このままいけば国際的にも優れている日本製のサプリメントは世界市場に打って出ることができない」と明言した。