厚生労働省は12月13日、食薬区分の一部改正案を発表、「非医薬品リスト」に収載されている5 成分の区分を「専ら医薬品リスト」に変更する案を示した。1 月11日まで意見を募集する。
食薬区分は11月1 日に3 成分を「非医薬品リスト」に収載するなどの改正を行ったばかり。
今回の改正案は、「非医薬品リスト」の見直し過程で浮上した成分。規制緩和となる「非医薬品リスト」入り候補は示されなかった。
専門家で構成されるワーキンググループ(WG)が11月8 日に審議を行った。
その結果、「非医薬品リスト」収載成分で「医薬品リスト」への区分変更候補となったのは、①センソウトウ(全草)、②イボツヅラフジ(全木)、③シンキンソウ(全草)、④ノゲイトウ(全草)、⑤ヒメツルニチニチソウ(全草)――の5 成分で、いずれも植物由来物等。
WGでは、含まれる成分などを検証して判断。④は種子が非医薬品の扱いだったが、全草を「専ら医薬品」とみなした。
サプリメントとしての流通形態が確認されている成分もあり、厚労省では…
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