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血流改善・温活サポート市場、成長続く(特集/血流改善サポート)

年齢はもとより、栄養バランスの偏った食事や運動不足、不規則な睡眠時間、喫煙、過度なストレス―― など、生活習慣の乱れに起因する生活習慣病と密接な関係がある血管・血流の健康に注目が集まっている。血管の健康が低下することは、血流の停滞を生み、生命活動を支える免疫系や代謝系にまで悪影響を及ぼす。こうした中、血流改善をサポートする商材へのニーズは年々高まりを見せている。健康食品・サプリメント分野では、ショウガや高麗人参の売れ行きが好調で、血流や血管に関連する機能性表示食品も受理件数が250品目を超えた。家庭用医療機器や入浴剤などNon-Foods分野では、“温活”実践者の増加に加え、コロナ禍での免疫力アップやストレス対策ニーズを受け、関連商材が好調。血流改善サポート・温活商材の市場は2,000億円を超え、なお成長軌道にある。

人体最大の臓器「血管」の健康に脚光 不調の元「ゴースト血管」も話題に

全身に張り巡らされた血管を繋ぐと約10万km、血管を構成する内皮細胞の面積は約7000㎡になると言われ、「血管は人体最大の臓器」とも称されている。

その血管を通る血液は、全身を隈なく巡り、酸素や栄養素、ホルモンなどを運ぶと同時に、二酸化炭素や老廃物、有害物質を回収する、また体内に侵入してきたウイルスやカビなどの異物を排除する免疫を司るなど、血管や血流は、生命活動において重要な役割を果たしている。

血管を健康に保ち、血液をスムーズに流すことは、未病予防にも繋がり、健康寿命延伸においても欠かせない。

一方で、加齢をはじめ栄養バランスの偏った食事、運動不足、不規則な睡眠時間、喫煙、過度なストレス―― など、生活習慣の乱れによって血管の健康状態が低下し、血流が停滞することで、高血圧や動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病から、肩コリ・腰痛、冷え症状まで、様々な疾病の要因となることが明らかとなっている。

最近では、血液が届かないことによって毛細血管が消えてしまう「ゴースト血管」に伴う様々な不定愁訴も話題となっている。

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