厚生労働省は9月13日、薬事工業動態動態統計調査の2022年6月分を発表。今年1〜6月の家庭用医療機器の国内出荷金額は、前年同期比11.3%増の363億952万円となった。
カテゴリー別に見ると、家庭用の電気・エアマッサージ器を含む「バイブレーター」が165億1,687万円(前年同期比4.1%減)で前年を下回った以外は、「家庭用電気治療器」が同45.5%増の67億2,686万円。
「磁気治療器」が同14.5%増の53億2,025万円、アルカリイオン整水器や電解水生成器を表わす「医療用物質生成器」が同43.1%増の43億3,351万円、「はり又はきゅう用器具」が同8.8%増の33億637万円、「指圧代用器」が同92.4%増の1億530万円と、全てのカテゴリーで前年同期を上回った。
一方、今年1〜6月の医薬部外品の国内出荷金額は、前年同期比11.0%増の7,885億1,389万円。ヘルスケア関連カテゴリーの内訳を見ると、「薬用化粧品」が同35.3%増の3,738億2,923万円。
「毛髪用剤」が同6.9%減の1,152億3,454万円、「薬用歯みがき剤」が同7.7%減の712億1,987万円、「浴用剤」が同5.7%減の274億9,984万円、「口中清涼剤」が同11.3%減の76億7,126万円。薬用化粧品の大幅伸長が目立った。
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