健食キノコ専門メーカーのチハヤ㈱(香川県高松市)は、健康食品向けの新原料『特許霊芝滅菌末』を開発。10月12~14日の「食品開発展2022」で初披露し、原料供給を開始した。
独自の特許製法を用いることで、ガノデリン酸類、エルゴステロール、β-グルカンなどの有用成分の含有量を高めた素材。
霊芝の代表的な有用成分であるガノデリン酸Aは「200mg/100g」、エルゴステロールは「163mg/100g」含まれており、原木栽培の一般的な霊芝と比べると約2~ 4 倍高い。
同社では、原木に菌を摂する原木栽培、オガグズに米ぬか等の栄養源を加えた菌床を用いる菌床栽培を組み合わせた栽培方法を開発し、、アイ・エム・ビー㈱(福岡県朝倉市)、㈱キアバイオ(茨城県坂東市)と3 社共同で「霊芝の栽培方法」に関する特許を取得(第6991521号)。
これにより、ガノデリン酸類、エルゴステロール、βグルカン等を豊富に含む霊芝をより安定的に生産することが可能となった。
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