㈱えがお( 熊本市東区)は10月11日、都内で記者発表会を開催。今年5月に同社CEOに就任した原田永幸氏が、成長戦略および新商品を発表した。
成長戦略については、2015年の260億円の売上高をピークに、2019年に底を打つまで、売上高が減少傾向にあった点に触れ、主力の健康食品・サプリメント分野に関して、現在の会員顧客のコア層である問題解決型の商品を求める70~80代から、今後は健康維持投資型の商品を求める40~70代の新規顧客の獲得に注力することを挙げた。
そのため、ミュージシャンの石井竜也氏とのCM契約をはじめ、コールセンターを主とした展開からスマホなどECサイトを主にした展開への転換、WEB動画を活用したエンドーストメント発信など、DX化を推進するとし、同分野の専門人材も複数雇用したことを明らかにした。
また今後は、関東・関西など有力商圏での販促、BtoB事業や海外展開の拡大、他企業とのアライアンス、オンラインメディカルとの融合なども視野に入れ、まずは極力早くに200億円の売上回復を目指すとした。
新商品については、機能性表示食品『えがお フトラント』の同日発売を発表。アフリカマンゴノキ由来のエラグ酸を関与成分とし、必要な食事をしっかり摂りながらも、健康的なダイエットサポートができる商品として開発。独自性の高い方言によるネーミングを採用し、“食べると太る。でも、私はフトラント。”をコンセプトに提案していく。
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