ビューティビジネスサミット 山本 未奈子さんの講演
「ダイエット&ビューティ2010」「スパジャパン2010」が12日、東京ビックサイトで開幕した。美容飲料の試飲に人気が集まっているが「BEAUTY Bar」を出品したネスレ日本などに来場者が殺到、話題を呼んでいる。
リーマンショックの影響から1年のV字回復で、今回、出展小間数は2割増の270社450小間、セミナー予約は5割増と活気を取り戻した。オープニングには、エステ、スパ業界の団体代表や経済産業省サービス産業課の宮内氏にも駆けつけていただき、ともに「観光立国、健康・美容分野のサービスビジネスの国際的な連携などを通じ、我が国を元気にするために頑張ろう」との挨拶が続いた。
スパ・シンポジウムでは、「世界のスパ、日本のスパは今」をテーマに三井情報総研の丸山氏が、世界の景気回復や旅行・レジャーの動向、その中でのスパビジネスの動向などを分析紹介した。とりわけ先進各国が高齢化社会に突入する中で、アジアのスパビジネスの胎動が力強いこと、Webユーザーとスパの利用者が重なることなど、興味深い話が紹介された。14日には「内外美容から見た極上美肌論」(山本未奈子)15日には、巻くだけダイエットの「山本千尋の健康キレイ塾」を初め、会期中は34のセミナーが開催される。
展示も各社、リーマンショック後の消費動向を捉え、購入しやすい新製品が目白押しだが、美容器機からスパ関連商品など出展は幅広い。試飲の健康飲料では、冒頭のネスレ日本や酵素メーカーでは、第一酵母や万田発酵がエステ美容ルートに提案するマクロビオティックやダイエット関連に人気が。また韓国のUNHWA社の植物幹細胞を用いた美容商品などにも関心が寄せられている。年一回のイベントということで関係者には見逃せない展示会となっている。同展は14,15日も朝10時からの開場となる。