公正取引委員会は12日、「黒酢ともろみ酢の表示に関する実態調査」の結果を公表した。調査は健康ブームを背景に、直接飲用するタイプの商品が増加している黒酢ともろみ酢を対象に、景品表示法の考え方を整理するのが目的。消費者モニター1,077人を対象としたアンケートや事業者団体等からのヒアリングのほか、黒酢商品439品、もろみ酢商品158品の表示を分析。その結果、強調表示のなかには、地域や健康への関与等に関して一般消費者に誤認される恐れのあるものもみられたとし、表示適正化に向けて事業者の自主的な取組みを促した。
行政・業界ニュース
黒酢・もろみ酢の表示実態調査を公表「合理的根拠に基づき適正な表示を」
行政・業界ニュース
- アジア最大の美容展「COSMOPROF/COSMOPACK」がスタート
- クロレラ・機能性植物研究会 クロレラで新知見 樹状細胞への作用メカニズムなど発表
- タイでビタフーズ展、「コラーゲン」トレンドに 40ヵ国・地域から600社出展 日本企業数は過去最多
- 23年の消費者向けEC市場、「物販」14.6兆円に拡大 経産省
- 23年度・東京都消費生活相談 健康食品の定期購入相談、18%増
- 22年「国民健康・栄養調査」 低栄養傾向の高齢者、男性12.9% 女性22%
- 消費者庁、機能性表示食品の安全確保で新規予算 厚労省、健康被害への対応強化
- 届出ガイドライン→「届出マニュアル」に
- 「機能性表示食品」制度改正 サプリ形状のGMP要件化、届出後の自己評価等
- 機能性表示改正、パブコメに107件 「GMP」「120日ルール」等で意見相次ぐ 消費者庁