公正取引委員会は12日、「黒酢ともろみ酢の表示に関する実態調査」の結果を公表した。調査は健康ブームを背景に、直接飲用するタイプの商品が増加している黒酢ともろみ酢を対象に、景品表示法の考え方を整理するのが目的。消費者モニター1,077人を対象としたアンケートや事業者団体等からのヒアリングのほか、黒酢商品439品、もろみ酢商品158品の表示を分析。その結果、強調表示のなかには、地域や健康への関与等に関して一般消費者に誤認される恐れのあるものもみられたとし、表示適正化に向けて事業者の自主的な取組みを促した。
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黒酢・もろみ酢の表示実態調査を公表「合理的根拠に基づき適正な表示を」
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