厚生労働省は10月24日、食薬区分の改正について都道府県等に通知した。新たに医薬品リストに追加されたのは、「インドハマユウ(全草)」、「スイギュウカク(角)」、「ヒドロキシカルボデナフィル」。非医薬品リストには、「コイケマ(塊根)」、「D-β-ヒドロキシ酪酸」を追加した(表)。
今回改正ではまた、医薬品リストに樹皮と葉、非医薬品リストに心材が収載されている「ハクトウスギ」の他名等を、ウンナンコウトウスギから「Pseudotaxuschienii」に改めた。合わせて、医薬品リストに「コウトウスギ」を新設し、他名等に「ウンナンコウトウスギ/Taxuswallichiana/Taxus yunnanensis」と記載、部位は樹皮・葉・心材とした。
新たに医薬品リストに分類された「コウトウスギ」の心材に関しては、配合または含有する製品について、2023年10月23日までの1 年間、その成分本質の分類のみで直ちに医薬品に該当するとの判断は行わないこととした。
ハクトウスギの記載変更を含む改正案については、パブコメで730件もの意見が寄せられた。コウトウスギについて、リスト改正に反対する意見が目立った。厚労省では…
続きは、本紙11月2日発行号(1751号)に掲載。定期購読のお申し込みはこちらから
該当記事および過去のバックナンバーは、電子版ページからも閲覧いただけます。
■「受託製造企業ガイドブック2022年版」 好評販売中■