厚生労働省は11月24日、第17回中高年者縦断調査の概況を発表、健康状態が「第1回からずっとよい」の割合は、前回調査を2ポイント下回る38.3%となり、4割を割り込んだ。「ずっとよい」は年々減少している。
調査は、健康や就業、社会活動などの変化過程を継続的に調べるため、2005年10月末時点で50〜59歳だった全国男女を対象に実施。第17回調査における対象者の年齢は66〜75歳で、昨年11月に行い、第1回調査から集計可能な1万6,579人を集計客体とした。
健康状態が「第1回からずっとよい」と回答した割合は38.3%。第13回調査では45.5%あったが、今回4割を下回る結果となり、厚労省では「調査回を追うごとに減少している」としている。
「ずっとよい」と回答した人に、継続して健康維持のために心がけていることを聞いたところ、「適度な運動をする」が13.8%で最も多い。以下、「食後の歯磨きをする」が13.2%、「バランスを考え多様な食品をとる」が12.8%、「食事の量に注意する」と「適正体重を維持する」がともに11.5%などと続く。「錠剤、カプセル、顆粒、ドリンク状のビタミンやミネラルを摂取する」との回答は2.3%だった。
第14回調査から調査している「情報通信機器の使用状況」に関しては…
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