富士化学工業㈱（東京都港区）は、「ストレス緩和」表示で天然アスタキサンチン『アスタリール®』が受理されたことを機に、機能性表示対応素材としてのバルク供給をスタートする。
受理された表示内容は、「アスタキサンチンは、仕事や勉強に伴う一時的なストレス（イライラ感）を緩和する機能があることが報告されています」。アイケア領域（目のピント調節機能の維持、目の使用による肩や腰の負担を軽減）、美容領域（肌の潤い保持、保湿による肌弾力維持、抗紫外線）に次ぐ、新規ヘルスクレームとして、機能性表示食品の開発を提案していく。1 日摂取量は12mg、アイケア・美容・ストレスのトリプルヘルスクレームでの製品化も可能だ。なお、アスタキサンチンでストレス緩和表示の受理は初めて。
同社では、スウェーデン・北米の二極体制で天然アスタキサンチンの量産体制を構築する。『アスタリール®パウダー』『アスタリール®オイル』『アスタリール®10WS液』など、各種グレードを取り揃え、サプリメントからドリンク、菓子類、ゼリーまで、様々なジャンル・形状での製品化に対応。アスタキサンチンのパイオニアとして積み上げてきた「世界最多のエビデンス・用途特許」を武器に、日本国内はもとより、アジア・欧米各国への供給実績を有している。
研究データについては、抗眼精疲労を中心に、抗筋肉疲労作用、美肌作用、抗糖尿作用、抗炎症、高負荷運動後の疲労軽減、脂質代謝アップ、筋肉持久力向上など、アスタキサンチンの多機能性を解明している。
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