5- アミノレブリン酸リン酸塩(5-ALA)は、疲労感軽減や運動効率改善、睡眠の質向上などのエビデンスを訴求ポイントに、多種多様な商品開発が進んでいる。昨年は5-ALA初の機能性表示食品ドリンクが上市されたほか、インフォームドチョイス認証取得原料も登場した。サプライヤー各社では5-ALA の“コロナ不活化データ”に依存することなく、生命の根源物質であるミトコンドリアの活性化による様々な機能性を訴求。「一般食品」「スポーツ」「ペット」といった新たな切り口での提案を活発化させている。
機能性表示食品14 品目
ドリンクタイプも登場
一気に注目度が高まった5–ALA。昨今ではトライアル購入者が疲労感軽減や快眠などを体感し、リピート購入につながるケースもあるようだ。市場ではサプリメントをはじめとする商品が流通、昨年は5-ALA初の機能性表示食品ドリンクも登場した。日常生活で摂取しやすいドリンクタイプによる新たな顧客層開拓の動きが進んでいる。
機能性表示食品は1 月23日現在、14件の商品が届出受理されている。表示は、「空腹時血糖および食後血糖値の上昇抑制」が4 件、「睡眠の質改善」が2 件、「運動効率や運動量(運動する時間や量)の増進」が2 件、「一時的なストレスや落ち込んだ気持ちを和らげる」が4 件、「日常生活における一時的な疲労感軽減」が1 件、「肌の潤い」が1 件。約4 割はヒト臨床試験によるものだ。機能性表示食品全般における届出はSRが多いなか、「ヒト臨床試験」による独自のエビデンスが目立つ。
続きは、本紙2月1日発行号(1757号)に掲載。定期購読のお申し込みはこちらから
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