(一社)沖縄県健康産業協議会(沖縄県うるま市☎098-975-6230)では、沖縄独自の認証制度「WELLNESS OKINAWA JAPAN(WOJ)」の認知・普及活動を進めている。2018年からスタートした同制度は、①機能的価値(科学的根拠に基づいた機能性成分や素材を含有することなど)、②情緒的価値(ブランドコンセプトに合致したストーリーやデザイン、おいしさなど)、③安心・安全(食経験や衛生管理、表示コンプライアンスの遵守など)――の3要素を“三拍子戦略”とし、審査基準を設定し認証を行う。現状、サプリメントをはじめ、飲料、茶、ゼリーなど、累計認定商品は26商品(16社)。昨年10月には「沖縄の産業まつり」で認定商品を展示。多くの地元来場者で賑わった。WOJ認証申請は、年2回受付をしており、2月には新たな認証商品が登場するとのこと。このほか、今年度は、県内の医療・健康支援団体や大学との連携体制の構築に着手。また、ホームページを改修し、認証商品に使用されている県産素材の魅力や歴史などを紹介する連載コラムを始めた。同協議会専門コーディネーターの照屋隆司氏は、「健食のみならず、食品事業者からの相談も受けるようになった。県外からの問合せも増え、柔軟に対応できる仕組みを検討していきたい」と話す。
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