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機能性表示食品が続々(Zoom Up:糖管理サポート素材)

一度発症すると完治が難しいと言われる糖尿病。初期には自覚症状がほとんどなく、気づいた時には進行しているため、「サイレントキラー」の一つだと言われる。厚労省の調査では、国内の有病者は約1,000 万人。「糖尿病が強く疑われる人」を含めると約2,000 万人に上る。糖尿病は若年層や女性にも広がり、世代を問わず問題となっている。糖尿病は未病段階の期間が長いため、早期発見とともに運動や食事、日常での糖管理が大切と言われ、サプリメントのニーズは高まり続けている。

機能性表示食品が続々
1 年で140 超

 若年層や女性にも広がり社会問題化している糖尿病。やせ型でも運動不足の場合は罹患リスクが約7倍になるという研究結果が報告され、肥満ではない人にもリスクがある。糖尿病は未病段階の期間が長いため、早期発見と共にサプリメントも活用した日ごろの糖管理が大切だ。市場では近年、多くの機能性表示食品が見られるようになった。機能性表示食品制度で「血糖」関連訴求の届出受理は、累計で739件(撤回を除く)と、昨年の590件から149件伸びた。主な関与成分は「難消化性デキストリン」(240件)が最も多く、「イヌリン」(86件)、「サラシア」(72件)、「ターミナリアベリリカ」(61件)、「大麦β-グルカン」(40件)が続く。東洋新薬はトリプル表示に対応する『ターミナリアべリリカ™』の採用実績が増えているという。
血糖値には、食後血糖値と空腹時血糖値があるが、空腹時血糖値の機能性表示対応原料は少なく、常磐植物化学研究所のバナバ葉由来コロソリン酸等が利用されている。イングレディオンのレジスタントスターチも空腹時血糖値の機能性表示に対応。クッキー、栄養バーといった一般食にも適し「低糖質」表示が可能だ。

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