築野グループ㈱(和歌山県伊都郡)は2 月1 日、米ぬか由来フェルラ酸とイノシトールの美容機能に関する研究成果が学術誌『応用薬理』に掲載されたと発表した。
「フェルラ酸」については、紫外線吸収剤「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」より効果範囲の広い紫外線吸収能を確認。またアスコルビン酸より強い抗酸化作用と、美白効果が期待されるマイオネクチンの産生促進が示された。さらにヒト試験により、8週間の塗布でメラニン指数の減少を確認した。「イノシトール」に関しては、細胞実験により、細胞増殖を促すことによる肌活性化、細胞賦活化作用、ヒアルロン酸およびⅢ型コラーゲン量の増加を確認。またヒト試験で、8週間の塗布で水分量が増加、肌を改善することを突き止めた。
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