ヤマハ発動機㈱・ライフサイエンス研究所(静岡県袋井市、0538-32-9900)は、アスタキサンチンの摂取により、紫外線照射による色素沈着を抑制、さらに消退を促進する効果が得られることを臨床試験で解明した。
試験は、健常な20~39歳の女性をアスタキサンチン3 mg摂取群( 8 名)、プラセボ群(10名)に分け、4 週間にわたり、1日1 回食後にソフトカプセルを摂取させた。
その後、上腕の内側に2 MED(真夏の太陽で40~50分程度肌を曝した場合に相当)の紫外線を照射し、人工的に色素沈着を形成した。