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機能性表示食品 6,000品を突破 届出者数1,500に迫る

機能性表示食品の届出取り下げを除く受理累計数が4月5日、6,000品を突破した。届出者数は1,470を超え、1,500の大台が見えてきた。新規参入も依然として活発だ。全体の3分の1は、受理が20品以上ある53社で占めている。機能性関与成分はGABAがトップを独走。機能性表示は「脂肪系」が最も多くなっている。最近では複数表示を行う商品が目立っている。

最も多い表示は「脂肪系」

2015年4月にスタートした機能性表示食品が1,000品を超えたのが2017年8 月。当時の届出者数は290だった。5,000品の大台を突破したのが昨年6月。そこから約10ヵ月で1,000品を上乗せし、4月5日公表分で6,008品(取り下げ653品を除く)となった。なお本紙が集計した結果、届出者総数は同日時点で1,477だった。
6,008品の表示を編集部の判断で分類した結果、最も多いのは「脂肪系(体脂肪、中性脂肪等)」で全体の14.6%。「血糖値+整腸」など、特保系表示を複数表示するものがこれに続く(右上グラフ)。最近では、「肌+脂肪」「快眠+アイケア」「疲労+ストレス+血圧」「脂肪+脚のむくみ+冷え」など、従来の表示を組み合わせた複数表示を行うケースが一層増加している。
機能性関与成分は「GABA」(単独配合)が断トツ。使い勝手の良さと可能な表示の多さから、サプリだけでなく様々な食品に用いられており、「GABA+他の成分」を加えるとそのさらに増える。なお右の表で示した上位10成分の受理累計は2,000超で、全体の約3 分の1 を占めている。
剤型は、サプリメントが54.4%、サプリ外の加工食品が42.7%、生鮮食品が2.9%。機能性の評価方法は研究レビューが95.3%で圧倒的だ。・・・

 

 

 

 

 

 

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