日本通信販売協会は「第30回全国通信販売利用実態調査報告書」を発行、昨年に通販で健康食品を購入した割合は14.5%で、前回調査より減少したことがわかった。報告書では通販市場について、2020年は20.1%もの伸びを見せたが、「店舗での買い物に回帰する人々も増え、その成長はやや落ち着きつつある」としている。
調査は委託により、2023年1 月29日〜2月11日、調査員による戸別訪問留置調査で実施。全国15〜79歳男女1,200人からの回答を分析した。
通信販売の利用経験率は72.6 %。40代女性が90.0%で最も多かった。
昨年、購入時に見た通販広告は、「携帯電話やスマートフォン・タブレット端末などのインターネット」が63.5 %( 前回61.4 %)でトップ。「パソコンのインターネット」が29.9 %( 同31.6%)で続いた。
昨年1年間に通販で購入した商品は、前回に続き「婦人衣料品」が35.0%でトップ。「健康食品」は14.5%で、前回調査の18.1%からダウンした。性・年齢別では、健康食品の購入率は70代女性が25.0%で最も多かった(グラフ)。
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