㈱ディーエイチシー(東京都港区、☎0120-333-906)は4月3日、新たな経営体制に移行した。DHCブランドの価値と顧客満足度の向上に向け、コンプライアンス体制やコーポレートガバナンスの強化を図っている。「組織改革と連動した意識改革は、DHCの命題」という代表取締役会長・CEOの髙谷成夫氏に話を聞いた。
第二創業、〝豊かなウェルビーイング〟推進へ
── 会長就任3ヵ月、手ごたえは?
「DHCブランド」に対する社員の強い思いを感じています。お客さまに対する姿勢や仕事への思い入れ、会社に所属する誇りは想像以上に高く、今後のさらなる飛躍の可能性も見出しています。DHCは健康食品というカテゴリーを生活の一部に取り入れてもらえるように普及させてきた自負もあります。購入しやすい価格帯での商品提供、タレントを使用したCM展開など、健康食品が、ひと握りの方のための高額な商品であった時代に常に挑戦してきました。
オリックスによる子会社化を受け、我々は第二創業に向けて歩み始めています。ヘルスケア市場は昨今、競争が激化しています。改めて社会的意義をどのように構築していくのか、あるいは差別化をどう図っていくのか、事業の大きな柱にしていきたいです。
続きは、本紙8月2日発行号(1769号)に掲載。定期購読のお申し込みはこちらから
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