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【ショウガ】「冷え」「運動」「脂肪」にアプローチ

サプリメントや健康食品、お茶や飲料、一般食品に至るまで、幅広い商品に応用されるショウガ。機能性表示食品では、6-ジンゲロール、6-ショウガオール、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを関与成分とした商品が流通。「体温の維持」「歩行能力の維持」「脂肪消費」など、受理数は321品目に到達した(9月25日現在)。機能性研究は、「アンチエイジング」「筋肉の代謝効率」などに関する知見が報告され、エビデンスベースでの市場開拓が進んでいる。

サプリから一般食品、ペットフードまで広がるショウガ商材

ショウガは体温上昇素材や代謝促進素材として認知されており、古くから漢方生薬「生姜(ショウキョウ)」としても利用されてきた。ショウガ配合商品の火付け役ば、ショウガ配合スープ『冷え知らずさんシリーズ』(永谷園)。冷えに悩むユーザーから圧倒的な支持を集め、10年以上も販売が続くロングヒット商品となった。「働く女性がオフィスなどで召し上がる需要が目立つ。2023年8月時点での前年比は108%で推移した。外出緩和で出社率が高まったことがプラスの要因」と分析。「年間を通してコンスタントに購入されている」(永谷園広報部)という。

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