経済産業省は先月31日、「地域新生コンソーシアム研究開発事業」および「地域新規産業創造技術開発費補助事業」の採択テーマを発表した。全国から775件の応募があり、208件を採択した。平成18年度予算額は214.3億円と平成17年度の199.6億円から若干伸びている。健康産業に関するテーマも採択された。そのうち、地域を上げて健康産業に取り組んでいる北海道が3 件、九州・沖縄が4 件と、その採択数が多いのが目立った。沖縄では、糖尿病、潰瘍予防などの研究が進められている「宮古ビデンス・ピローサを用いた特定保健用食品」(㈱うるばな宮古など)、北海道では、道花であるハマナスを対象とした「生活習慣病等改善効果を有するハマナス新規高機能性エキスの開発」(㈱はるにれバイオ研究所、㈱新薬開発研究所など)といった地域性の強いものも選ばれている。
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経済産業省、地域新生コンソーシアムの採択テーマが発表される
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