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エグゼ会議に400名、細川厚労大臣よりメッセージ

1203.jpg主要企業の代表など400名が参加

 エグゼクティブ会議主催、日本チェーンドラッグストア協会などが後援する業界横断講演会「日本を元気に、健康大国ニッポンを」が2日、明治記念館で開かれ、医薬品、食品、健康食品など主要企業の代表など400名が参加した。今回は、細川厚労大臣から国会会期中とのことで「講演会の盛会とサプリメントを正しく安全に普及させる取り組みに敬意を表する」とのメッセージが寄せられた。

 会合には、三井わきお国土交通副大臣はじめ、樋口俊一衆議院議員、小宮山幸治参議院議員など民主党の議員が駆けつけ、サプリメントを安心して消費者に届けるための業界の努力に敬意を表するとして、サポートしていく意向を示した。樋口議員は「この会に賛同する」とした上で「サプリメントを育成するための議連を立ち上げる」意向を表明した。サプリメント分野に法的根拠を与え、効能効果を表示できるようにする考えだ。議連の概況は順次紹介され、業界の動きと歩調を揃え、活動していく考えも明らかにした。


 講演会では、元厚労省健康局長で日本健康・栄養食品協会の下田理事長が同協会の改革とJHFA制度について講演した。同氏は、我が国が直面する少子高齢化社会の課題を分析し、生活習慣病の増加と予防の重要性にも触れ、サプリメント業界の役割を明確に位置づけた。また、この間の協会の会員減少に触れ、業界の理解を得られる制度整備、とりわけニューJHFA制度の整備について解説した。会場からは「協会の役割がようやく、分かった」などの声が相次いだ。
 続いて大井静雄先生が、葉酸欠乏が原因と見られる二分脊椎症の増加の現状、とりわけ若い女性で葉酸に限らずベースサプリメントが不足している事態などを紹介、食品にも含まれてはいるが、充分な補給には食品への添加やサプリメントでの補給が大切だと提言を示した。参加者からは、葉酸の重要性に驚きの声が上がるなど、名刺交換も相次いだ。
 懇親会では、学者、行政関係者、消費者団体代表に加え、有力企業の代表者が多数駆けつけ、随所で名刺交換などの輪ができるなど盛り上がりを見せた。報道関係も、日経ヘルスや健食業界、薬業界、通販業界の専門紙誌が揃い、議連発足などのニュースに注目していた。〆の挨拶に立った駒村世話役代表は「皆様の機能表示への思いをまとめ、桜の咲くころには実りある成果を皆さんと共有できるよう邁進したい。まだ会議に加わっていない方々も是非共に活動していただきたい」とし散会となった。

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