アメリカ乳製品輸出協会(USDEC)は6日、『アメリカ産ホエイプロテインテクニカルセミナー』を都内で開催、機能性食品メーカーの関係者など約200人が参加した。
米国ではホエイプロテインの研究が進み、様々な分野で製品化が行われている。日本でも機能性食品など高付加価値食品への活用が期待される。
セミナーでは、米国の栄養学・健康科学分野の権威であるテネシー大学教授のマイケルB・ジーメル博士が、メタボリックシンドロームにおける乳製品・ホエイの酸化ストレス調整効果など、米国での研究成果を報告。「ホエイはメタボリックシンドロームや肥満に繋がる重要なリスク因子を制御するため、機能性食品原料として利用が期待される」と紹介した。