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健食開発が活発化、23年新商品18%増 採用素材、「乳酸菌」が4年連続1位

コロナ明けで健康食品・保健機能食品の新商品開発が活発化している。姉妹紙の健康産業速報が例年実施している調査で、2023年に発売された新商品は約500品で、前年から18%増加した。カテゴリー別では、「機能性表示食品」が過半数。サプリメントのほか一般食品が多数上市され、新商品発売数を押し上げた。採用素材数トップは前年に続き「乳酸菌」で、4年連続の1位に。プロテインの新商品上市も目立った。

約498品が上市

調査はプレスリリースされた健康食品・保健機能食品の新商品(リニューアル含む)を中心に行っているもので、大手企業の商品が多数を占める。保健機能食品と、機能性素材を1つ以上配合し、何らかの健康訴求を行っているサプリメント・健康志向食品・健康飲料を「健康食品」として集計した。
その結果、2023年に発売された新商品は498品で、前年比18.3%増となった。20年はコロナの影響で4〜6月の上市数が落ち込み、新商品数が409品と前年をわずかに下回っていた。21年は433品、22年は421品で推移していたが、23年は上市数が大幅に増え、新商品開発が活発化している実態が浮き彫りになった。本紙受託製造企業調査(1778号)でも、コロナ明けで受注が増加、商品開発が活発化している状況が明らかになっている。

続きは、本紙1月17日発行号(1780号)に掲載。定期購読のお申し込みはこちらから

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