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【ゴマ由来素材】 中食・外食など食品加工向け伸長

健康志向商品の開発にあたり、「栄養成分」と「味・香りの良さ」を両立するゴマは、トクホや機能性表示食品、サプリメントはもとより、クッキーや煎餅、バーなどの製菓、ふりかけ、オイルなど調味料用途に至るまで幅広く活用されている。リピート率も高いことから、大手食品・医薬品メーカーが新たに採用するケースも。新たな用途では、妊婦が安心して食べられる“マタニティフード”として、総菜・弁当・冷菓などでの採用検討が進むケースも見られ、中食・外食産業へのアプローチも進んでいる。

「ほぼ毎日利用」約8割 定期継続率の高い安定素材として伸長

サプリメントで注目されるのは、ゴマ1粒にわずか1%程しか含まれない脂溶性の抗酸化物質であるリグナンで、ゴマの代表的なリグナンがセサミンとなる。インテージ『健康食品・サプリメント+ヘルスケアフーズ+セルフヘルスケア市場実態把握レポート2023年度版』によると、ゴマ・セサミンのメインユーザーは50~70代男女で、利用者の約8割が「ほぼ毎日利用」と回答。利用目的は、「健康維持・増進」目的が4割を占め、以下、「抗酸化・老化予防」「疲労回復」「体力の増強・減退対策」などと続く。セサミン含有サプリメントの定着率は高く、主要販社の売れ筋として底堅いことから、新規商品開発に採用するケースが増えている。

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