日本食品添加物協会は3月29日、小林製薬の「紅麹原料」を含む健康食品による健康被害を受けて、食品添加物「ベニコウジ色素」についての見解を協会HPで発表した。Q&A形式で回答したもので、食品添加物「ベニコウジ色素」と小林製薬の「紅麹原料」の違いについて言及。食品添加物のベニコウジ色素は、第10版食品添加物公定書において定義された着色料で、「国が使用を認めている」などと説明、「紅麹原料と大きく異なるもの」との見解を示している。「ベニコウジ色素」の安全性については、公定書で使用基準が定められ、食品の着色において必要最少量で使用することになっていることを説明。「これらの管理のもとで、これまでに健康危害が発生したことはない」と回答している。
日本食品添加物協会HP
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