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特集 “未病”対策

ロコモ対策など新たな注目分野も
 “未病”とは、中医学にある考え方で、病気の具体的症状が出てくる前段階、つまり「健康と病気の間の状態」を言う。
 医療費や介護保険費の高騰が社会問題化し、昨今国を挙げてその削減に向けた“治療から予防”への取り組みが進んでいる。
 予防対策の実践においてキーワードとなるのが、この“未病”段階でのケアだ。


 最近ではテレビや新聞・雑誌なども未病を取り上げる機会が増えており、一般認知度も向上している。
 国民のセルフメディケーション意識の高まりを背景に、未病ケアに有効なヘルスチェック機器やホームヘルス機器など各種健康器具も一大市場を形成。
 さらに今年は、「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」という新たな話題が、関連商材の市場に追い風となりそうだ。

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