意見募集後、早ければ8月に通知
厚生労働省・薬事食品衛生審議会の新開発食品調査部会(座長=田中平三・聖徳大学大学院人間栄養学研究科長)が16日開かれた。大豆イソフラボンを含むトクホや健康食品に「1日あたり摂取目安量はアグリコン換算で30㎎を超えないよう設定」などと上限値を設ける大豆イソフラボン指針案が大筋で了承された。今後、1ヶ月間のパブリックコメントを経て、早ければ8月にも各自治体に通知される見通し。同指針は、トクホ以外の健康食品については「協力をお願いする」(同省)もので強制力は一切ない。ただ、大手企業で商品の処方見直しの動きがあり、また日本健康・栄養食品協会でもJHFA規格基準を見直す公算が高く、市場への影響は必至とみられる。
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イソフラ指針案、調査部会で大筋了承【1156号】
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