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【プロテオグリカン】関節系8割超、美容系とともにサプリ採用拡大

関節・美容系の商品開発にプロテオグリカンの採用が増えている。豊富なエビデンスに加え、体感性の高さや、SDGs対応素材としても評価され、市場拡大が継続している。プロテオグリカンを関与成分とする機能性表示食品は140品目を突破。関節系は86%を占め、Wヘルスクレームを含む美容系とともに伸長している。

原料本格供給開始から14年、 市場拡大続く

プロテオグリカンは、プロテイン(タンパク質)とグリカン(多糖)の複合体で、コラーゲンやヒアルロン酸とともに、人間を含む全動物の軟骨や皮膚などに豊富に存在し、細胞と細胞の間を埋めて固定化する役割を担い、足りなくなると肌のシワや関節痛などが誘発される。2000年に青森県の産学官で世界初の量産化技術が確立され、2010年に原料供給が本格化。その後、関節・美容系のエビデンスが豊富な点や、高い体感性を有することが評価され、健食、化粧品共に市場拡大が継続している。市場には、北海道産サケ鼻軟骨由来を中心に、サメ軟骨やイカ軟骨由来、鯨由来の原料が流通。近年は国産サケ鼻軟骨の再資源化に成功したSDGs対応素材としての認知度も向上している。。。

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