クマ笹市場、2011年は国内外で飛躍の年に
抗菌作用が食品の包装に利用されてきたほか、漢方としての歴史も古いクマ
笹。
イネ科の単子葉類ササの一種・クマ笹は、「本草網目」には「呼吸器系、咽喉の疾患に効き、腫瘍を消す」と収載されており、漢方生薬としての伝統のある植物。
このクマ笹が最も多く分布しているのが日本であり、日本人は生活のさまざまな場面でクマ笹の機能性を活用してきた。
再びクマ笹への注目が集まっている。
健康食品素材としても長い歴史を持つ一方で、愛飲者の高齢化が指摘されてきた。
しかし近年「抗インフルエンザウィルス作用」「オーガニックコスメ」「自然派志向」「ジャパンブランド」「伝統素材」といったキーワードが相次ぎ、再びクマ笹への注目が集まっている。