国内流通量500t台をキープ
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クロレラに求められているのは、野菜代替食(総合栄養食)から機能性素材への進化だ。
「ミネラル高含有品」「DHA含有品」「ナノ化クロレラ」「酵素分解クロレラ」「クロレラペプチド」など、機能性クロレラの開発が進展。
クロレラの多機能性(デトックス、アルコール対応、アイケア、腸内環境改善、紫外線予防作用など)も続々解明されており、「機能性クロレラの開発」「新知見解明」をリンクさせることで、疾病・美容対応素材として新市場構築することが再興の近道だ。
通関統計によると、輸入減が続いているものの、「元祖・緑黄色野菜の代替素材」「認知度の高い伝統素材」としてクロレラを再評価する声も多く、国内流通量は500t台(本紙集計2010年実績)をキープ。
グリーンフーズの代表格として、機能性素材のなかでは、国内トップクラスの流通量を誇る。