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【男性サポート商材】男性更年期の健食活用に期待

男性特有の悩みに着目したサプリメントや飲料が活躍の場を広げている。活力系商材は、コロナ収束に伴い、外出機会が増え、前年比2ケタ増の売上を達成した販売メーカーも。近年は、「活力+肉体改造」「男性の妊活サポート」をコンセプトにした商品が増え、ユーザーの裾野が広がっているほか、暑さ疲れ メンタル不調の解消としての利用も進む。排尿トラブル対策商材は、高齢者の支持が高く安定市場を形成する。代表格のノコギリヤシをはじめ、シーベリー、シークヮーサーなど注目素材が流通。機能性表示食品の届出を進める動きもみられる。さらに近年、男性更年期における対策の重要性が指摘される中、伝承的薬効にエビデンスデータの蓄積が進むこれら男性サポート商材への注目度が増している。

活力系、ユーザーの裾野広がる

活力系商材は、健康食品の定番アイテムになっている。矢野経済研究所が昨秋に実施した「健康食品に関する消費者アンケート調査」で、健康食品摂取者(20~70代以上の男女1,421人)に摂取目的を聞いたところ、「健康維持・増進」「疲労回復、滋養強壮」が上位を占め、男性の20~30代、40~50代で4割を超えた。本紙が健康食品受託製造事業者を対象に実施している定期調査の「受注件数が伸びている商品カテゴリー」でも「滋養強壮」はトップ10に入る常連に。今年6月の調査では7位にランクインした。
ドラッグストアやコンビニエンスストアなどのリアル店舗では、サプリメント、飲料など各社の活力系商材が棚に並ぶ。コンビニエンスストアなどで「凄十」(飲料・サプリメント)シリーズを展開する宝仙堂は、前年比2ケタ増の売上を達成した。「“体力アップ”や“暑さ疲れ”で利用する人も増えている」と話す。

続きは、本紙8月21日発行号(1794号)に掲載。定期購読のお申し込みはこちらから

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