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【大阪府】ヘルスケア産業を成長軸に

大阪・関西万博の開催まで残り200日余り。万博への参加を表明する在阪ヘルスケア企業の士気も高揚してきた。万博のテーマが「ヘルスケア」になるほど、大阪府と医療・健康産業の関係は深い。「くすりの町」として400年以上に亘り発展してきた歴史から、府下には製薬メーカーはもちろん、生薬や医薬品に起源を持つ健食・化粧品分野で主要なサプライヤーやメーカーが多い。また、ものづくりでも秀でた地域柄、家庭用医療・健康機器分野の大手・有力企業が多い点も大阪府ならでは。大阪大学をはじめアカデミアも充実しており、産学官連携も活発。大阪府は成長戦略の中で、先端医療やライフサイエンスを含め、健康寿命延伸産業の創出・育成を掲げており、医療・ライフサイエンスの先端研究機関の集積を推進、中小企業やスタートアップ企業への支援にも注力している。

万博開催まで残り200日余り 健康産業界の在阪企業も複数参加

2025年4 月13日の開幕まで、残り200日余りとなった日本国際博覧会(大阪・関西万博)。協賛金1億円以上の出展参加者には、アサヒグループジャパンや江崎グリコ、コラントッテ、サイエンス、タカラベルモント、ファーマフーズ、森永乳業、ロート製薬―― など有名企業が名を連ねる。「大阪ヘルスケアパビリオン Nest forReborn」では、健康産業界への貢献度も高い大阪大学教授の森下竜一氏が総合プロデュース。大阪府が成長戦略に掲げる健康・医療・ライフサイエンスの最先端情報を見ることができるパビリオンとなるもようだ。
昨年12月には、大阪商工会議所が優れた大阪の中小企業・スタートアップを発掘・支援し、その象徴的な成果、活躍を効果的に発信する目的で、大阪ヘルスケアパビリオン内の「展示・出展ゾーン」への出展候補者を選出。万博会期中(2025年4 月13日㈰〜2025年10月13日㈪)の26週間、毎週異なる大阪の中小企業・スタートアップによる様々なテーマの展示を計画している。

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