㈱サン・クロレラ(京都市下京区)は、「ホヤ加工物の製造方法及びホヤ加工物」で特許(特許第7514046号)を取得した。プラズマローゲンを含有するホヤについて、フリーズドライ処理することで、「プラズマローゲンの経時安定性が格段に向上したホヤ粉末の製造に成功した」としている。
有機溶媒で抽出したホヤ由来のプラズマローゲンは経時的減衰が課題となっていることに着目、東北大学・宮澤教授との共同研究に至った。「(温度条件によって異なるが)従来のホヤ抽出物は試験開始1~2ヵ月でプラズマローゲン量が0に低下するのに対し、特許製法で製造することで、試験開始6ヵ月後でもプラズマローゲンが60~70 %残存した」という。
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