大手の開発動向、「飲料」4割
スポーツのパフォーマンス向上や朝食補助など、健康食品の利用シーン拡大に伴い、手軽に摂取できる健康飲料のニーズが高まっている。
本紙調査では、2010年に発売された大手・有力企業の新商品の4割が飲料形態。総務省の家計調査では、2人以上世帯の2010年の飲料支出は前年比2.6%増となった。
川上の調査では、飲料受託企業は6割が売上増と好調。
さらに、水溶化・安定化などの技術で、これまで飲料には不向きとされてきた素材が利用できるようになり、健康・美容飲料の商品開発に拍車がかかった。