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【ショウガ】冷え・ロコモ・抗メタボ対策で提案活発

香辛野菜のみならず民間薬としても古くから利用されてきたショウガ。国内では健康食品から一般食品に至るまで、幅広い商品に応用されている。機能性表示食品は、6-ショウガオールや6-ジンゲロール、黒ショウガ由来(5,7-ジメトキシフラボン、5-ヒドロキシ-7-メトキシフラボン)、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを関与成分とする機能性表示食品が続々登場。受理数は392件となった。(9月20日現在)。手足の冷えや抗メタボ、抗ロコモをテーマとする商品開発が進んでいる。

「温活にショウガを」スープ、ドリンクなど、商品化活発

ショウガはインド、中国、東南アジアを中心に古くから漢方薬や香辛料として利用されてきた。日本でも血行促進目的に風邪の際には「しょうが湯」などがよく食され、高い機能性は折り紙つき。冷え対策として注目が集まる生姜には、約250種の辛味成分があり、その代表格となるのがジンゲロールとショウガオール。ジンゲロールは、主に生の生姜に多く含まれている成分で、末梢の血管を拡張させ、血行促進の働きが認められるほか、黄色ブドウ球菌やピロリ菌などに対する、抗菌作用が認められている。ショウガオールには、血管を収縮させるプロスタグランジンの働きを弱め、血管拡張作用があることから、主に胃腸など内臓の体内中心部を温める効果が期待できる。また、ジンゲロールは熱を加えると一部がショウガオールになる特性も持っている。

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