素材流通量、推定で6,000tを突破
高い体感性から消費者の強い支持を受けるコラーゲン。
“アミコラ”“フラコラ”などのメガブランドをけん引役に、今年も各チャネルでコラーゲン商品は順調に売上げを伸ばしている。
“アミコラ”の明治製菓も先月新製品を上市するなど、各社で新規商品開発やリニューアルなどが行われ、コラーゲン商品では活発な動きが見られる。
原料動向も順調に伸びている。ニッピ、新田、ゼライスの国内大手3社を含む日本ゼラチン・コラーゲンペプチド工業組合会員企業だけで前年比6%増の年間5,000t強を供給、2010年度の最新データでは5,300tに達する公算。
このほかの国内有力サプライヤーや、ルスロ、ジェルテック、PBゼラチンなどの海外勢などを加え、コラーゲン原料流通量は年間6,000tに到達したと推察できる。