約8割の人が疲れを感じているとする調査結果が示された。高頻度で疲れを感じる人は50%を越え、男女とも30代が最も高い割合に。疲労に深い関わりをもつ中途覚醒の割合も高まっている。こうした中、疲労をテーマとする機能性表示食品は「仕事や勉強などによる一時的な精神的ストレスや疲労感緩和」「良質な睡眠(起床時の疲労感・眠気軽減)」「日常生活で自覚するストレスの減少」など、今年は累計1,000品目を超えた(アイケア除く)。
「疲れている人」は約7100万人 30代の疲労深刻に(全国10万人調査)
約8割の人が「慢性的に疲れている」とする調査結果を日本リカバリー協会が発表した。全国10万人を対象とした「リカバリー(休養・抗疲労)白書レポート」(日本リカバリー協会)の調査でわかった。調査対象は全国20~79歳の10万人(男女各5万人)で、2024年4月25日~5月30日の期間で行った。同レポートによると、「疲れている人」は約7,162万人で、「低頻度で疲れている」は3,524万人、「高頻度で疲れている」は約3,638万人だった。男女別の比較では、「疲れている人(高頻度+低頻度)」は男性が76.1%、女性が80.4%に。女性が4.3ポイント多かった。現役世代では20~40代までの疲労状況が高く、特に30代が最も疲れているとの結果だった。
続きは、本紙12月4日発行号(1801号)に掲載。定期購読のお申し込みはこちらから
該当記事および過去のバックナンバーは、電子版ページからも閲覧いただけます。
■「受託製造企業ガイドブック2022年版」 好評販売中■
2017年版を全面改定し、「機能性表示食品への対応」を追加。各社の概要、特色、業況、連絡先がこの一冊に。健康食品・化粧品の製造、各種試験・分析依頼、原料調達などに、ぜひ本書をご活用ください