“腸活×ダイエット”にニーズ増 機能性表示食品は、ヘルスクレームが多彩に
ダイエット向けのサプリメントは機能性表示食品が定着している。機能性関与成分は種類が増え、「お腹まわり」「ウエスト」「体重」「脂肪」「BMI」「血糖値」など、使用できる文言も多彩に。最近は、「脂肪の燃焼を高める」サプリメントや飲料などの流通も始まっている。市場全体では、“健康美”“引き締めボディ”を望むユーザーが多く、プロテイン商品や、置き換え食品に対する支持が高い。また年々、「腸」への関心が高まり、“腸活×ダイエット”へのニーズが増している。
ダイエットサプリ 機能性表示食品が主流に
ダイエット訴求の機能性表示食品は、大手企業から中堅企業まで、特色ある製品が流通する。薬系チャネルでは機能性表示食品のダイエットサプリメントが定着。売り場では、「腹部(おなか)の脂肪を減らす」「ウエスト周囲径を減らす」「糖の吸収を抑える」「内臓脂肪と皮下脂肪を減らすのを助ける」「脂肪の燃焼を高める」などのヘルスクレームを謳う商品が並ぶ。通販で人気の商品を店販で展開する動きも。「むくみ」「体温維持」などの文言を組み込んだ商品も目立つ。メタボリックでは、機能性表示食品「メタプラスウエスト」シリーズをドラッグストア中心に展開。リピートユーザーが増え、同社主力製品に成長している。ファンケルは今年10月に機能性表示食品『プレミアムカロリミット』を上市した。初月の売上が販売計画比約165%を記録。約3ヵ月間の販売目標を 1ヵ月で達成するなど、好調な滑り出しを切った。
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